ホラーの闇を癒やしの光に変える、不穏で美しい箱庭シミュレーション『Wicked Cabins』が間もなく登場。呪われた世界に静かな隠れ家を築く、本作だけの創造体験が、あなたの感性に優しく響きます。

詳細情報
- タイトル:Wicked Cabins
- 開発元/パブリッシャー:Dariusz Pietrala
- ジャンル:カジュアル、インディー、シミュレーション
- 対応プラットフォーム:Windows、macOS、SteamOS + Linux
- リリース日(または予定):近日登場
- 価格:未定
- プレイ人数:シングルプレイヤー
- Steamストアページ:https://store.steampowered.com/app/3824610/Wicked_Cabins/
ゲーム内容

世界観とストーリー
『Wicked Cabins』は、ソロデベロッパーDariusz Pietrala氏が手がける、ホラーと癒やしを融合させた箱庭建設シミュレーションです。舞台となるのは、心霊現象や呪いに満ちた幻想的な土地の数々。そこにプレイヤーは、自分だけの静かな隠れ家=“癒やしの聖域”を築いていきます。
魔法の森、霧深いトランシルヴァニア、溶岩が流れる地獄、そして精霊が息づく沼地──恐怖の象徴ともいえるロケーションが、本作では安らぎの場へと変貌していきます。
主なゲームシステム
本作はルールやノルマ、タイマーに縛られることなく、プレイヤーが自由に空間を作り上げることに重点を置いたサンドボックス型のゲームです。戦闘やパズル要素は一切なく、プレイ中はただ静かに、思い思いの隠れ家づくりに没頭できます。
建築対象は、各ロケーションに応じた雰囲気を持つ小屋や装飾品など。直感的な操作で配置・デザインが可能で、初心者でもスムーズに創作が楽しめる作りになっています。
本作ならではの特徴
『Wicked Cabins』最大の魅力は、「暗闇を取り込み、自分のものにする」という逆転の発想にあります。一般的なホラーゲームが恐怖を煽るのに対し、本作ではその不穏さを受け入れ、美しさへと昇華することを目指します。
登場するロケーションはどれも、ホラー映画さながらの雰囲気を持ちながら、静寂と安堵を感じさせる独特の空気感を備えています。プレイヤーの感性次第で、不気味さの中に温もりや詩情を見出すことができるでしょう。
日本語対応
現時点では、UI・字幕・音声のいずれも日本語には対応していません。ただし、複雑なテキストを伴うゲームではなく、直感的なUIとビジュアル主体の設計となっているため、基本的なプレイには支障がない構成だと思われます。今後のアップデートで日本語対応が追加される可能性もあるため、続報を待ちたいところです。
総評
『Wicked Cabins』は、ホラーと癒やしという相反する要素を絶妙に調和させた、箱庭系シミュレーションの新境地です。戦闘やクエストといった従来のゲーム性を排し、プレイヤーの内面と向き合うような“静かな創造”を追求する姿勢は、他の作品とは一線を画しています。
とくに、『A Short Hike』や『Townscaper』といったリラックス系ゲームを好む層や、「不気味なものに惹かれる」美意識を持つプレイヤーにとって、本作は強く訴えかける内容となるでしょう。
現在Steamにてウィッシュリスト登録が可能です。気になった方は、ぜひ登録して発売時の通知を受け取り、この異色の癒やし体験に備えてください。心霊的な風景を、自分だけの安らぎへと作り替える旅が、まもなく始まります。
