Mehuman Gamesが開発、Toplitz Productionsがパブリッシングを担当する新作『Vampires: Bloodlord Rising』が、2025年10月24日にSteamで早期アクセスを開始します。吸血鬼として自らの血族を築き、広大なオープンワールドを支配していく本作は、城の建設や血族の管理といったシミュレーション要素と、協力型のアクションRPGが融合した注目作。最大4人でのマルチプレイにも対応し、ダークファンタジー好きには見逃せない一作となっています。
詳細情報
- タイトル：Vampires: Bloodlord Rising
- 開発元／パブリッシャー：Mehuman Games／Toplitz Productions
- ジャンル：アドベンチャー、RPG、シミュレーション、早期アクセス
- 対応プラットフォーム：PC（Steam）
- リリース日：2025年10月24日（早期アクセス開始）
- 価格：未定（正式版では価格改定の可能性あり）
- プレイ人数：1人（シングルプレイ）／最大4人（オンライン協力）
- Steamページ：https://store.steampowered.com/app/2191500/Vampires_Bloodlord_Rising/
ゲーム内容
世界観とストーリー
舞台は、バルカン地方を思わせる架空の地「サンガビア」。吸血鬼の襲撃を受け、自らも“夜の眷属”となった主人公・ドラゴスが、破滅と欲望に満ちた世界を生き抜く物語です。血への渇望と人間性の葛藤、サンガビアに隠された歴史の謎、そしてプレイヤーの選択によって変化する複数のエンディングが用意されており、重厚なストーリーテリングが魅力です。
主なゲームシステム
本作は、オープンワールド探索、城の建設、血族の育成という三つの柱を中心に展開されます。吸血鬼としての特殊能力――驚異的な力、鋭敏な感覚、超高速移動、さらにはコウモリ形態での飛行など――を駆使し、山岳、森林、ダンジョン、沼地といった多彩なロケーションを自由に冒険可能です。
さらに、プレイヤーは自らの居城を中世・ゴシック様式で自由に設計・建築できます。資材の収集、パーツの組み合わせ、装飾まで細かく設定でき、まさに“自分だけのドラキュラ城”を築ける点は、建築系シムファンにも刺さる内容です。
本作ならではの特徴
他作品と一線を画すのが「血族」システム。村人の「噂」から適性を見極め、戦士、学者、偵察員などの役職を割り当て、自軍の勢力を拡大していく戦略性が加わります。儀式やクラフト要素も充実しており、探索によって得たリソースを元に、様々な強化・変化を行うことが可能です。
また、最大4人までのオンライン協力プレイに対応。友人と共に城を築き、サンガビアの夜を制覇するマルチプレイ体験は、本作の大きな魅力のひとつです。
日本語対応
現在のところ、『Vampires: Bloodlord Rising』はインターフェース、字幕、音声のいずれにおいても日本語には対応していません。
総評
『Vampires: Bloodlord Rising』は、従来の吸血鬼ゲームとは一線を画す奥深いプレイ体験を提供します。単なるアクションRPGではなく、城の建設や血族の管理といった要素が高度に融合し、プレイヤー自身が物語を形作る「血のシミュレーションRPG」として高い完成度を誇ります。『V Rising』や『Mount & Blade II』、あるいは『RimWorld』のような“自分だけの王国構築”を楽しむプレイヤーには強く刺さることでしょう。
旧タイトル「Vampire Dynasty」からのリブランディングも、本作の物語性とプレイスタイルの進化を強く印象づけており、開発陣の意欲と方向性の明確さが感じられます。プレイヤーの声を取り入れる早期アクセス形式も、今後のアップデートへの期待を高めてくれます。
吸血鬼の王として、己の血統と城を築き、広大なサンガビアを支配する…そんなダークな夢を叶えたいあなたにこそ、本作はふさわしい選択肢です。
2025年10月24日の早期アクセス開始に向けて、Steamストアページでウィッシュリスト登録をお忘れなく。公式DiscordやX（旧Twitter）での最新情報も併せてチェックし、闇の覇者としての一歩を踏み出しましょう。
